忙しい毎日でも大丈夫!少額から始める「ほったらかし投資」の魅力
前回は、失敗しない証券口座の選び方について解説しました。口座の準備ができたら、いよいよ実際の投資をスタートさせる段階です。
しかし、多くの方がここで一つの壁にぶつかります。
「毎日仕事や家事で忙しいのに、チャートの画面に張り付いて値動きをチェックする時間なんてない!」という悩みです。
実は、投資を成功させるために、常に相場を見張り続ける必要は全くありません。今回は、忙しい方にこそおすすめしたい「ほったらかし投資」の魅力について解説します。
1. 「ほったらかし投資」最大のメリットとは?
ほったらかし投資とは、その名の通り「一度設定(または購入)したら、あとは長期間放置しておく」投資スタイルのことです。これには大きく3つのメリットがあります。
- 貴重な時間を奪われない: 日々の値動きを気にする必要がないため、仕事や趣味、家族との時間を犠牲にせずに資産運用ができます。
- 感情に振り回されない: 人間は「少し損をすると焦って売り、少し利益が出るとすぐ利確したくなる」生き物です。自動化・放置することで、投資において最も邪魔になる「感情」を排除できます。
- 専門的な知識が最小限で済む: プロのファンドマネージャーやシステムに運用を任せるため、複雑な企業分析や経済ニュースの深い理解がなくても始められます。
2. 初心者の王道は「投資信託の積立」
ほったらかし投資の代表格といえば、NISA(少額投資非課税制度)などを活用した「投資信託の自動積立」です。
毎月決まった日(給料日の翌日など)に、決まった金額(数千円〜数万円)で、世界中の株などに分散投資する商品(インデックスファンドなど)を自動で買い続ける設定をします。
これなら、最初にネット証券で設定を済ませるだけで、あとはシステムが勝手に資産形成を進めてくれます。
【ポイント】時間を味方につける
ほったらかし投資は、1ヶ月や半年で資金が2倍になるような魔法ではありません。しかし、10年、20年と「時間をかけて複利の力で雪だるま式に増やす」ことを目的とした、非常に手堅い手法です。
3. 株式や投資信託「以外」の新しい選択肢
投資信託は素晴らしい仕組みですが、投資対象が主に「株式」であるため、世界的な不況が来れば一時的に大きく値下がりするリスクはあります。
そこで近年、株式市場の値動きとは連動しにくい「新しいほったらかし投資」が注目を集めています。
それは、プロが選定した実物資産(不動産など)に対して少額から資金を出し合い、家賃収入や売却益から安定した配当を受け取る仕組みです。これも一度お金を入れたら運用期間が終わるまで「完全にほったらかし」で済むのが特徴です。
まとめ
「時間がない」は、投資をしない理由にはなりません。仕組みさえ作ってしまえば、あなたが寝ている間もお金に働いてもらうことができます。
次回(第5回)は、先ほど少し触れた「新しいほったらかし投資」の代表格である、「不動産クラウドファンディング」の仕組みと魅力について、初心者向けに詳しく解説します。

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