macro news(10月31日 17:00版・夕方終値)

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Macro Economy Analyst 2.5|日次市場レジーム・マクロ経済構造レポート(夕方終値・スリム速報)
2026年10月31日 17:00版・夕方終値
基準日時:2026年10月31日 17:00 JST|対象:2026年10月30日・東京市場終値(確定)+昼12:30以降の新材料
※2026年10月31日(土曜)は東京市場が休場のため、本版の株価・指数はすべて直近営業日2026年10月30日の終値です。10月31日分の東京市場終値はありません。
🌡️ 本日の市場モード:🔴 警戒リスクオフ(総合判定:🟠 緩やかなリスクオフ)
昼12:30からの変化:変化なし。🟠緩やかなリスクオフを維持したまま週末入り。昼版で挙げた下振れ条件のうち現実化したのは中国10月PMIの50割れのみで、社債スプレッドの拡大確認・信用評価損益率の-15%到達は17:00時点でも未確認のため、🔴への変更はしない。
確定リスクフリーレート(日本10年国債利回りRf):2.756%(2026年10月30日終値・前日比 -0.079%)。CoE調整は🟠のため+0.5%を適用する。将来の為替・株価・金利を断定するものではない。

⚡ 新たな出来事・昼からの変化ハイライト

昼12:30以降の大きな新材料は確認できなかったため、冒頭に明記する:大きな新材料なし(市場を動かす規模の新発表・決算・急変は17:00時点で未確認)。以下は、昼版以降の確認事項と、当日の確定終値の整理である。数値には基準日時と種別を付ける。とは分けて書く。

① 東京市場は土曜休場――当日の確定終値は10月30日分(日経平均・TOPIX・日本10年国債利回り)

2026年10月31日は土曜日のため東京市場は休場で、10月31日分の株価・指数の更新はない。直近営業日2026年10月30日の確定終値は、日経平均63,290.11円(前日比 -1,369.36円、-2.12%)、TOPIX 3,965.07(前日比 -38.21、-0.95%)、日本10年国債利回り2.756%(前日比 -0.079%、当日終値・確定Rf)である。日経VIは33.82(10月30日終値、28超=リスクオフ圏)と確定済みである。

指数の大幅安にもかかわらず東証プライムの値上がり銘柄(804)が値下がり銘柄(712)を上回った10月30日の構図は変わらず、下げが高ウェイトの半導体株に集中した「選別売り」の性格が強い。週明け11月2日の東京市場が、中国PMIの50割れと米国株10月30日終値の大幅安を同時に織り込む初日になる点に注意する。

② 昼12:30以降の大きな新材料なし――FRB・日銀の新発表、米大手の新決算、相場の急変は未確認

昼12:30から17:00までの間に、FRB・日銀の新たな公式発表、米国大手企業の新たな決算、相場の急変に当たる材料は確認できなかった。日本銀行が10月30日に公表した「決済動向(2026年9月)」(手形・小切手の交換枚数が1日平均2万9,000枚で前年から64.9%減)は午後に報道されたが、市場への影響は限定的で、市場モードや銘柄分類を変える材料ではない。

ハイイールドスプレッドの10月30日日次終値、信用評価損益率の次回週次更新値、WTI原油の10月30日終値は、17:00時点でもデータ未取得(一次情報未確認)のままである。これらが確認されるまでは🔴リスクオフへの変更はしない。

③ ドル円は157.6円前後で横ばい――東京17時時点の終値ではなく直近値

ドル円は、昼12:30時点の直近値157.6円前後からほぼ横ばいで、2026年10月31日夕方の市場データベース直近値は157.6円前後である。東京市場は休場のため、これは東京17時時点の終値ではなくザラ場直近値である。想定為替基準157.2円前後、基本レンジ155〜160円は変更しない。

円安が輸出採算を支える一方で、原油100ドル台と組み合わさると輸入物価の上昇が先に効く業種もあるため、「円安=輸出株買い」という短絡的な結論は取らない。現地生産比率と価格転嫁力を併せて見る姿勢を維持する。

④ 週明け11月2日への注意点――中国PMIの織り込みと決算週の始まり

昼版で新材料となった中国10月PMIは、製造業49.3(9月50.1、予想50.0を下回り2カ月ぶりの50割れ)、非製造業49.7、総合49.7で、3指標すべてが50を割った。一方、ハイテク製造業51.3・装備製造業50.6は50超を維持した。来週11月2日〜6日には、トヨタ自動車(11月5日決算予定と朝版で整理)、ソニーグループ、三菱重工業(11月6日決算予定と朝版で整理)など固定10銘柄の一部を含む決算が控えている。

中国需要の弱さは住友金属鉱山(5713)やトヨタ自動車(7203)の逆風をやや強める方向だが、ハイテク・装備製造業PMIの50超維持と土曜休場で株価の更新がないため、追い風・逆風の組み合わせは昼版と同じに維持する。差が小さい銘柄(ソニーFG・INPEX・トヨタ自動車と三菱UFJ)については、週明けの株価と11月2日の中国・RatingDog製造業PMIで分類が覆る可能性がある。

📊 全10銘柄の最新株価・前日比&値動き速報テーブル

※東京市場が土曜休場のため、全銘柄は直近営業日2026年10月30日の終値のまま掲載しています。10月31日分の更新はありません。分類は固定10銘柄の中での相対評価であり、売買推奨ではなく、株価の断定予測でもありません。

区分銘柄名(証券コード)終値(大引け確定終値・10月30日)前日比一言ポイント
🔥追い風東京海上ホールディングス(8766)579.0円+12.0円(+2.12%)金利高水準の運用環境と海外収益の円換算が強く、日米株安の日も指数に逆行して上昇した。
🔥追い風NTT(9432)173.1円+1.6円(+0.93%)毎月課金の安定収益が株安局面の受け皿となり、長期金利の低下も追い風となった。
🔥追い風ソニーFG(8729)143.2円+0.7円(+0.49%)再投資利回りの改善期待が支えとなり、小幅ながら上昇して指数の下げに逆行した。差は小さい。
🔥追い風INPEX(1605)4,065円+9円(+0.22%)原油100ドル台と円安157円台が円建て収益を支え、小幅上昇した。差は小さい。
🔥追い風トヨタ自動車(7203)3,070円-7円(-0.23%)北米需要とハイブリッドの構成が支えとなり、下げは指数(-2.12%)より大幅に小幅にとどまった。差は小さい。
❄️逆風アドバンテスト(6857)34,860円-2,170円(-5.86%)米AI株安の直撃に加え、米国時間の半導体株急落で設備投資後ろ倒し懸念が一段と強まった。
❄️逆風関西電力(9503)2,614.5円-139.5円(-5.07%)中間決算の経常損益が市場予想を下回った流れが続き、燃料費転嫁ラグの逆風が原発の追い風を上回った。
❄️逆風住友金属鉱山(5713)8,131円-393円(-4.61%)市況連動の非鉄金属が株安局面で売られ、短期間の戻りの反動が円安の追い風を上回った。
❄️逆風三菱重工業(7011)3,400円-99円(-2.83%)防衛・エネルギーインフラの構造的追い風はあるが、当日の機械セクター売りと指数の下げが上回った。
❄️逆風三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)3,447円-17円(-0.49%)金利水準は高いが当日の日米長期金利低下と株安で、貸出利ざや改善の追い風が当日は相対的に弱まった。差は小さい。

目立つ銘柄の短評(該当銘柄のみ):

  • アドバンテスト(6857):10月30日終値で-5.86%と固定10銘柄で最大の下げ。決算の上方修正と自社株買いという追い風がある一方、インテルの弱い見通しを受けた米半導体株急落が設備投資の後ろ倒し懸念を強め、当日は逆風が上回った。
  • 関西電力(9503):-5.07%と2番目の下げ幅。中間決算の失望が続く中、燃料費転嫁の時間差がその期の利益を先に悪くする構造が意識された。原発によるコスト回避は中長期の追い風だが、当日の分類は逆風のままである。
  • 東京海上ホールディングス(8766):+2.12%と固定10銘柄で唯一の大幅上昇に近い動き。日米株安の日でも指数に逆行し、金利高水準の運用環境と海外収益の円換算が支えた。

※データ未取得(一次情報未確認)の項目:ハイイールドスプレッドの10月30日日次終値、信用評価損益率の次回週次更新値、WTI原油の10月30日終値。いずれも本版では断定しない。

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